前回、掃除と片付けでは
「相手」が違うという話をしました
掃 除:主に汚れに対して行うもの
片付け:主にモノに対して行うもの
今回は掃除と片付けの違いを踏まえた上で
「掃除苦手!」な人が
「掃除できる!」になるには
どうすればいいのかについて
書いていこうと思います
なぜ今まで
掃除がどうの、片付けがこうのと
回りくどく
言葉の定義をしてきたかというと
この掃除と片付けの違いが
「掃除」を攻略する上で
重要なポイントだからなんです
結論から言いましょう
「掃除苦手!」な人の多くは
本当は掃除ではなく
片付けが苦手なんです
どういうことかというと
「掃除苦手!」な人の部屋の多くは
汚れ以前に散らかりに問題がある場合が
ほとんどで、散らかりに問題がない
片付いた場所での掃除ならできる
という方が、意外と多いんです
片付けができれば掃除は簡単
上の写真のように
床に一切モノが無い部屋があるとします
こういった部屋の掃除は
極端な話、床を拭くだけで
済んでしまうため、とっても簡単です
①床を拭く(終わり)
うん、簡単ですね
逆に、こちらの上の写真のように
散らかった部屋の掃除は
床の汚れに辿り着くまでに
手順を踏む必要があるため面倒です
①床の上のモノを移動する
②床を拭く
③移動したモノを戻す(終わり)
うーん、面倒ですね
そう!
片付いていない部屋の掃除って
単純に3倍の手間がかかるんです
床のモノがほこりを被っていると
そのほこりを取るために
さらにもう一手間かかります(4倍!)
問題となるのは床の上だけではありません
本棚の上やソファーの上、冷蔵庫の上など
およそモノが置ける場所すべてが
対象になります
この写真の洗面所も
モノが置かれていないからこそ
掃除がしやすいのであって
モノが雑多に置かれている状況では
きっと掃除がしづらいはずです
つまり「掃除苦手!」な人の多くは
本当に掃除が苦手かというとそうではなく
掃除がしづらい(片付いていない)
環境での掃除が苦手ということなんです
先ほどの説明と被りますが
片付いていない部屋での掃除は
単純に3倍の手間がかかりますから
「掃除できる!」という方でも
片付いていない状況での掃除は
「実は苦手・・」だったりします
つまり「掃除苦手!」な人でも
片付け上手になることで、意外と簡単に
「掃除できる!」になれるんです
次回は片付け上手になるための方法
について書いていきます