キレイ好きの方と
マイペースな方が
同じ空間で暮らし始めると
ある問題が起きます
「相手が掃除や片付けに
協力してくれない!」
「思い通りにいかない!」
「私はもっとキレイにしたいのに!
同居人のカレがすぐに散らかす!」
「僕はもっとくつろぎたいのに!
カノジョが怒って落ち着かない!」
この手の問題は、正しさやモラル
の問題として、捉えられがちです
キレイ好きのKさん(仮名)は
「散らかして平気だなんて!
カレはだらしなさすぎる!
おかしい!信じられない!」
マイペースなMさん(仮名)は
「家の中くらい、くつろいだって
良いじゃないか!散らかすだなんて
大げさだ!カノジョは神経質だ!」
正しさやモラルを持ち出す限り
この問題は解決しません
解決3ステップ
①お互いが相手に何を
求めているか整理する
まずお互いが相手に求めていることを
言葉で伝え、整理することが重要です
表情や態度から相手の考えをある程度
読める人もいますが、少数派です
不満を心の中に持っていても
言葉で表さなければ伝わりません
「家ではくつろぎたい」
「自分の部屋は自分で管理したい」
「共同の場所はキレイにしてほしい」
お互いの言葉によるコミュニケーションが
問題解決への第一歩です
②求めている内容を
相手にとって現実的な
レベルに落とし込む
自分にとっては当たり前のことでも
相手にとっては当たり前とは限りません
要求内容を相手にとって現実的なレベルに
落とし込む必要があります
「雑誌を読んだら(少なくとも)
床ではなく机の上に置いてほしい」
「床掃除は気が向いた時でも良いから
朝家を出る時にゴミを出してほしい」
要求を相手にとって現実的な
レベルまで落とし込みましょう
一方的な要求の押し付けではなく
相手側からの要求にも耳を傾けて
話し合いを重ねていくことが大切です
③互いを労う
「本当はキレイ好きなのに
大目に見てくれてありがとう」
「本当はもっとくつろぎたいのに
合わせてくれてありがとう」
互いを労うことで、結婚後も
相手と仲良く暮らしていけるでしょう