一度はキレイにしたものの、気づけばまた元通り・・・。
そんな嫌悪感から、掃除へのモチベーションが下がってしまった経験はありませんか。
忙しい毎日のこと。100%とまではいわなくても、80%くらいのキレイさはムリなく維持したいところです。今回はそんな「キレイをムリなく続けたい人」向けに記事を書きました。
【キレイをムリなく続けるには】
キレイをムリなく続けるには2つの要素が必要です。それが仕組みと習慣をつくること。
仕組みとは、必要なモノを必要な場所に置き、使ったら元の場所に戻すこと。習慣とは、その場所を使ったタイミングで、その場ですぐに掃除をすることです。
仕組みや習慣というと、大げさに聞こえるかもしれませんが、多くの方がこの仕組みと習慣を無意識のうちにつくっています。
たとえば歯磨き。歯磨きは、歯ブラシや歯磨き粉といった歯磨きに必要なモノが歯磨きをする場所(洗面所)に用意されています。これが仕組みです。
習慣はその場所(洗面所)で必要な道具(歯ブラシ)を手に取り、その場ですぐに掃除(歯磨き)をすること。これが習慣です。
掃除も歯磨きと同じです。仕組みをつくり、毎日の習慣にすることでムリなく効果的にキレイな状態を維持することができます。
【実例その①】
こちらの画像はトイレ。手を伸ばせばすぐ届く位置に掃除道具を配置するのが仕組み。その場所を使ったあと、すぐに掃除をするのが習慣です。トイレットペーパーがきれかけているのは気にしないでください。
実はトイレ掃除はカビキラーで有名な塩素系漂白剤とトイレクイックルで有名なトイレ用お掃除シートの2つがあれば完璧にできます。
※注意書きにも太字で強く書かれていますが、カビキラーなどの塩素系漂白剤は酸性の洗剤とは絶対に混ぜないで下さい。有毒なガスが発生し、最悪死亡事故にもつながる可能性があります。また、食器用洗剤などの中性洗剤と異なり、アルカリ性の洗剤のため、液剤が肌に触れるとただれてしまいます。直接手で触れないよう注意してください。
※トイレクイックルはトイレに流せる水溶性の紙を使用していますが、一度に大量に流すと詰まる可能性があります。また、類似品の中にはトイレに流せない(水溶性でない)タイプのものがあるため、注意が必要です。一度に流せるシートの数は使用しているトイレの水量にもよりますが、おおむね 「小」なら1枚 「大」なら2枚 が限度の目安です。
フタの内側も外側も、床も壁もトイレ用お掃除シートひとつでキレイにできます。フタの内側を掃除したシートで床や壁の掃除をするとえんがちょ(死語)なため注意です。
【実例その②】
こちらの画像はキッチンのシンクです。繰り返しになりますが、手を伸ばせばすぐ届く位置に掃除道具を配置するのが仕組み。その場所を使ったあと、すぐに掃除をするのが習慣です。
画像右上に見えるスプレーはアルコールスプレー。左上のキッチンペーパーと組み合わせて使うことで作業場のヨゴレがキレイに拭き取れます。
※アルコールなので、火気厳禁です。置き場所や使用する場所に注意しましょう。使用する際は、一度コンロの火をすべて消すなどの工夫を心掛けると安心です。
※キッチンペーパーの代わりにティッシュを使うこともできなくはないのですが、ティッシュは水を含むと崩れやすくなるため、キッチン周りのお掃除には水を含んでも崩れにくいキッチンペーパーがおすすめです。また、キッチンペーパーは水洗いをした野菜の水を拭き取るときや、調理後のフライパンの油を拭き取るときにも活躍するため、おすすめのアイテムです。