タイトルにがっつり書いてしまいましたが、ゴキブリ(以下、黒い例のアレ)は意外なところから侵入してきます。そのひとつがエアコンの排水ホース(通称:ドレンホース)です。
夏場はエアコンで暑さを凌ぐ家庭が多いと思いますが、一方で夏場は黒い例のアレが繁殖する時期でもあります。
まあ奴らは水が好きなものですから、夏の暑い時期に水を半永久的に垂れ流すエアコンの排水ホースには喜んで群がってきます。で、そのまま排水ホースを経由して・・・という具合です。
じゃあ排水ホースを完全にふさいでしまえばいいのかというと、そういうわけにもいかない事情があります。
エアコンの排水ホースを完全に塞いでしまうと、本来エアコン稼動時に排水されるはずの水が排水ホース内にたまり、室内機(エアコン本体)から水漏れが発生します。
私も過去に実家のエアコンの水漏れを引き起こしてしまった苦い経験があります。すぐに気がついたため大事にはいたりませんでしたが、あやうく新品のエアコンをショートさせてしまうところでした。
では、どうするべきか。ここで有効となる対策方法が排水溝用ネットなど網目状のモノを用いた方法です。
【用意するモノ】
①排水溝用ネット
特別丈夫なモノでなくても大丈夫です。実際にキッチンで使用していて問題ないレベルのものであれば、そのまま使えます。今回は100円ショップで売っている25枚入りのものを使用します。100円ショップも最近は割としっかりしたものが多い印象を受けます。
②テープ
こちらも特別丈夫なモノでなくても大丈夫です。極端に水に弱いテープや、粘着力が強すぎるテープはNGですが、ご家庭にある一般的なテープをそのまま使っていただければ問題ありません。
さて、対策方法とは言うものの、やることは自体はいたってシンプル。①の排水溝ネットを排水ホースの先端にセットして②のテープで固定するだけで完了です。
【実例】
ちょっと見づらいかもしれませんが、手元の辺りに先ほどの②のテープで①の排水溝用ネットを固定しています。これで虫の侵入を防ぎつつ、排水ホースから水だけを外に出すことができます。
写真ではわかりやすいように排水ホースを上に向けていますが、実際に排水ホースを上に向けたり、上に向けたままの状態で放置しないでください(排水ホースの破損や水漏れの原因になります)。
また、排水ホースの対策とは別に、写真右上のように室外機近くにブラックキャップを黒い例のアレ対策として設置するとより安心です。
【追記】
Amazonに防虫ドレンキャップなるものを発見しました。室外機の排水ホース(ドレン)の先端に設置し、虫の侵入を防ぐというもの。まさに今回の記事のような事態に対処するために作られた神アイテム。価格は2個入りで300円ちょっとという良心的価格。
ですが、こちらの記事で紹介した通り、100円ショップで売っている25枚入りの排水溝用ネット1枚(約4円)と10cm程度のテープが1枚あれば同じことができるので、必ずしも購入する必要はないかと思われます。